■ MMDで背景画像を作る方法

背景画像を探してここに辿りついた方に向けて、
3Dモデルからどうやって背景のフリー素材を作っているのかを解説してみたいと思います。
また「欲しい構図」がない時にご自身で出力することができたら、きっと役に立つと思います。

背景 素材 和室 和風 部屋 書斎 MMD 背景 素材 和室 和風 部屋 書斎 MMD 背景 素材 和室 和風 部屋 書斎 MMD
これらの画像は元は「書斎」という3Dデータです。
このサイトで公開している3Dモデルでできています。
このように一つのデータから複数の構図を出力する方法を説明していきます。

1. 3Dモデルを表示できるソフトウェア「 MikuMikuDance 」をインストールする。

VPVP (http://www.geocities.jp/higuchuu4/)
このサイトから「MikuMikuDance(DirectX9 Ver)」をダウンロードします。
あとはダウンロードしたzipファイルを展開(解凍)して終わりです。
展開したフォルダ内にある「 MikuMikuDance.exe 」を開くと使えるようになります。

VPVP MMD

2. 3Dモデルをダウンロードする。

今回はこのサイトにある3Dモデルで紹介していきます。
3Dモデル
背景・ステージ
PMX,MMD

「 書斎(ver1.1) 」をダウンロード、展開します。

3. MikuMikuDanceで3Dモデルを表示する。

MikuMikuDance.exeを開きます。
先ほど展開したフォルダから「書斎_ver1.1.pmx」というファイルをMikuMikuDance.exeへドラッグ&ドロップします。

しばらく真っ白な画面から動かないと思いますが、読み込んでいるので少し待って下さい。
1分くらいたっても表示されなければ、グラフィックボードの新調などが必要かもしれません。

VPVP MMD
この画面でフリーズしてしまうと、PCスペックが足りない可能性が・・・

↓のような画面になれば大丈夫です。 VPVP MMD

4. 画像出力する

今回は画像の出力のみをメインに解説します。
(MMDには様々な機能がありますので、興味を持ちましたら講座などを検索してみて下さい。)


表示→出力サイズから出力したいサイズを入力します。
今回は横800、縦600でやりたいと思います。
表示から「座標軸表示」「地面影表示」のチェックを外します。

VPVP MMD

モデル操作からカメラ・照明・アクセサリを選択。
VPVP MMD

このモデルはとても狭いので、先に視野角を大きくします。
80くらいあれば、操作しやすくなると思います。

ホイールボタンを押したまま移動でカメラの上下左右の移動
スクロールで進んだり離れたり、奥行きの移動
右クリックを押したまま移動でカメラの向き

気にいった構図になったら、視野角のところにある登録ボタンを押します。

VPVP MMD

最後に画像ファイルの出力からなんでもいいので名前をつけて保存します。
これで完成です。



このサイトに置いてあるフリー素材は、照明をいじったり、 ペイントソフトで仕上げをしたり、 足りない部分を描き足したりもしています。
そういった方法も、今後解説していきたいと思います。





http://kemilia.ninja-web.net/